競馬ファンの自己満足2023/9/8

振り返り

 夏競馬も終わり3歳未勝利戦が終了した。未勝利馬として破格の2216万円を稼いだハルオーブは結局5着と勝ちきれず地方から出直すことになった。

 というか未勝利戦最後の週はラストチャンスという事もあってか結果的には二桁人気が勝つなど結構荒れたように思う。

 記事を書いていない期間の出来事だと8月31日のサマーチャンピオンシップはサンライズホークが勝利した。最近は不調が続いていたデムーロジョッキーだが今回の圧巻のレース振りに復活への期待も大きい。

 また先週の中央重賞は3重賞が開催された。

 まず札幌2歳ステークスではドゥラメンテ産駒の期待馬ガイアメンテが人気となったが6着敗退しセットアップが他馬を4馬身突き放して

圧勝した。

 デクラレーションオブウォー産駒は自身の中でかなり評価が高いので今後も楽しみだ。ただ洋芝があった、叩いた方が調子が良いという気がするので個人的に次走で人気がするようなら少し軽視してみたい気持ちもある。

 小倉2歳ステークスではアスクワンタイムが差し切り勝ち。1番人気、ビックシーザーを兄に持つビックドリームは5着に敗れた。

 勝ったアスクワンタイムに話を戻すと兄に2018年に同レースを勝ったファンタジスト、姉に同コースの重賞である北九州記念を勝ったボンボヤージがいる。血が証明する抜群のコース適性を見せつけてくれた。

 新潟記念では来年に比べてかなりメンバーが揃ったように思う。昨年の青葉賞馬で宝塚記念で6着のプラダリア、今年の日本ダービー5着のノッキングポイント、そして1番人気のサリオス、サラキアをそれぞれ兄、姉に持つサリエラという布陣。

 結果から話すとノッキングポイントが優勝。サリエラは調子があまり良く見えなかったのも影響したか7着、プラダリアも上がりに限界があるようで4着に敗れた。

 対して意地を見せたのはユーキャンスマイル。阪神大賞典など長距離で活躍してきた本馬だが2019年の同レースを勝っており昨年も2着。今年も8歳ながら相性の良いこの舞台で2着と好走し古豪ここにありと存在感を放った。

 

今週の予想 

 今週の土曜は用事があり競馬をリアルタイムで見れそうに無いので気になる注目馬をここに記しておく。

 

阪神10レース 

本命シホノスペランツァ

 昨年の菊花賞5着馬。勝ち星3勝の内2勝をこの阪神競馬場で挙げており前述の通り阪神開催の菊花賞で5着とコース実績は十分。ただゲートで時折出遅れているのはマイナス。

 

中山11レース 紫苑ステークス

本命エミュー 

対抗モリアーナ・ヒップホップソウル

 今年からG2となった紫苑ステークスだが昨年までに比べるとメンバーレベルは落ちると思う。

 本命は唯一の重賞勝ち馬のエミュー。不良馬場で行われたフラワーカップを差し切り勝ちしており恐らく重くなるだろう馬場への適性は文句なし。ただ直前までの天気次第ではかなりの人気が予想されるのでその場合は対抗の2頭と入れ替える可能性もある。

 モリアーナはNHKマイルカップでのレース、ヒップホップソウルはオークスでの一瞬の脚とフラワーカップエミューの2着を評価した。

 

中山12レース 

本命サイモンギフト

距離は1150の方がベストだと思うが、前走は砂を被ってやる気をなくして敗退と原因はハッキリしている。とにかく逃げると思われる馬。

 

全て土曜のレースです。どうやることか…

 

競馬ファンの自己満足 2023/8/30

最初に

 このブログはただの競馬ファンである私が現在の記憶と思い出を忘れないために書いた落書きです。公開しているのは自身のちっぽけな承認欲求を満たすためなので文章力はご了承下さい。

本題

 昨日の王冠賞にてベルピットが7頭目となる道営三冠馬となった。昨年三冠を目指したシルトプレは惜しくも2冠で終わったが今年は中央に挑戦しエルムステークスで5着と奮戦した。ベルピットにも先輩に負けない活躍を見せてほしい。

 そしてベルピットが三冠を達成したことでこの世代は規模の差はあれど世界で7頭の三冠馬を送り出した。

  • ミックファイア(無敗の南関三冠)
  • ユメノホノオ(高知三冠)
  • ベルピット(道営三冠)
  • ハニーベルオレンジ(無敗のケニア牝馬三冠)
  • チュルゴウンヨジョン(韓国牝馬三冠)
  • ラエンペラトリ(無敗のパナマ牝馬三冠馬)
  • ミケリダエマ(ベネズエラ三冠)

 リバティアイランド筆頭に現在二冠を制しており三冠に王手をかけている馬も5頭おり、この全ての馬が勝利すると歴代で最も三冠馬が出現したコントレイル世代の12頭に並ぶことになる。後何頭の馬が三冠馬の称号を掴み取れるか楽しみだ。

 しかしこのように栄光を手にする馬に対して、涙をのんだ馬も存在する。三冠馬のような抜けた実力馬がいた場合は特にそうだ。

 ニシケンボブは道営三冠のすべてのレースでベルピットの2着に甘んじた。3着以下に大きな差を付けるもベルピットは更にその先にいた。

 ヒーローコールは中央のop戦でも好走し、今年の南関3歳勢の中心に立つと期待された。しかし結果は羽田杯も東京ダービーもミックファイアの2着に甘んじ、主役の地位を奪われた。

 しかし個人的に一番応援しているのはデステージョだ。既に17戦し7勝2着6回3着4回の成績も素晴らしいがそれ以上に戦ってきた相手が強い。ユメノホノオにヒーローコール、セブンカラーズなど地元で圧巻の強さを見せる馬ばかりだ。

 

 彼らは主役になれなかったが消して弱くない。例年なら勝利していてもおかしくはない。果たして引退までに逆転は出来るのか。今年の地方競馬は例年以上に盛り上がり非常に楽しみだ。